どうする?ジタハラ(時短ハラスメント)と長時間労働

考え方時間術

どうも、ヤマタクです。
今日のテーマは、
中小企業の経営者や、
個人事業主などすべてのビジネスオーナーに関係する話だ。

電通の過労死の件や、
小室淑恵さんのワークライフバランスの働きかけなどで、
働き方改革という大義のもと、
『脱・長時間労働』の風潮が高まってきた。

ただ、一方でジタハラ(時短ハラスメント)たる
言葉も現れたようで、
仕事が終わらないスタッフや管理部門に
ジワジワとプレッシャーを与える酷いやり方も横行しているみたい。

こうなると、何が起きるか?
スタッフや仕事をこっそり持ち帰ったり、
情報流出のリスクが劇上がりする。

スピードを早めれば、
当然、クオリティは比例して下がるので過度な追い込みが、重大なミスやヒューマンエラーを招く。

もちろん、プレッシャーから
精神を病んで、パニックやうつになる
スタッフも出てきてしまう。
早朝出勤や、休日出勤をせざるを得なくなるからだ。

世間体が悪いからということで、
見せかけのポージングで、時短を取り入れると
ずさんな社内環境になってしまう。

残業代を目当てにして、
生活費を賄っているスタッフもいるから、
社内が、ギスギスし出すのは目に見えているよね。

こんなことになってしまうのは…

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と、まあここまでは
ネット記事でも書かれているコト。

でも、ちょい待ってーな。

我々、少人数で回している中小企業って、
スタッフより社長の方が激務みたいなトコ、
正直ありません?

少なくとも、
私がコンサルティングしてきた会社では、
スタッフよりも働いてる、社長さんなんてザラだった。

『ジタハラ』という言葉の裏には、
経営者が無理な仕事をスタッフに押し付けているような
どうしてもそんな図式が暗に浮かんでしまうんだけど、
まあ、それは今は置いておいて、

そもそもは、
仕事の生産性を上げるための方法を知っている人間が
社内にいないせいで、
社内で、仕事を部下へ部下へたらい回しにする
ババ抜きみたいな状況が生まれるんよ。

でも、まだそれより酷い状況があって、

社長しかできない仕事が増えすぎて、
スタッフに仕事が振ることすらできなかったり、
できないスタッフの穴埋めを経営者がやってるなんてことは
よくある。

従業員よりも早く出社して、誰よりも遅くまで残業する。
自分がいないと、会社が回らないから、
経営者が14時間、16時間と働く超激務の状態だ。

時給換算したら社長の方がスタッフより安かったりして、
なんのためにビジネスを立ち上げたのか?

よくわからなくなるよね。

掛けた時間よりも、リターンが大きい仕事するってのは
無茶苦茶大事だ。

あなたの会社で、
『会社の生産性を上げるために、どんなことをやってますか?』

 

ー山本琢磨

ヤマタクと

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