ダラスバイヤーズクラブ

ダラスバイヤーズクラブ

from
オレコンのタイセミナーの帰りの飛行機より

睡眠薬の代わりに見た映画が
面白すぎて眠れなかった。

1980年代当時無認可だったHIV代替治療薬を密輸販売し、
アメリカのHIV患者が特効薬を手にできるよう奔走した
「実在」のカウボーイの半生を映画化
っていう紹介文。

奔走したって書いてるけど、そんなもんじゃない。
結果的に年商19億の会員制倶楽部をゼロから作り上げてるんよ

思い出しつつ詳しく書いてみよう。
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酒とタバコと女にバクチ。アメリカ南部の荒っぽい電気工職人が、感電事故で入院。
病院の血液検査を受けるとHIVに感染していることが発覚し余命30日と告げられる。

生活が荒れ麻薬、乱酒、
周囲の人間の変わり様
出口のない不安と恐怖
国や制度、製薬会社の思惑のせいで、望む治療が得られないジレンマ
生き残るために、新薬を薬剤師から違法に購入しどんどん無くなっていくお金

管理が厳しくなり、クスリが買えなくなり
病状が悪化、、、

国外で未認可のクスリを処方していくれる医師がいることを知り
なけなしのお金をかき集め最後の望みを託して辿り着いたのは

宣告された30日の2日前だった・・・。
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どう、この絶望感。画面は暗くて映像も古い感じで
眠くなってしまう様な感じだったんですが、

 

マーケティングに必要な要素どころか、主人公が
マーケティングやビジネスモデルを使って

事業を展開していく様は、そのへんのビジネス書より
数百倍学べる内容になっている。

いくつかのポイントに分けて解説すると

■ポイント1「仕入れ」
・病院スタッフを買収してのクスリの購入
※スタッフレベルなので小額・少量

・国外の医療機関からの購入
※大量購入可能、輸送リスクあり

・復数の国からの購入ルートの確保
※仕入れを1つに絞らないと言う事
より安いルートを開拓し続ける

■ポイント2「販売のステップアップ」
・初めは車のトランクにクスリを積んでの移動販売
※コストは掛からず、需要の多そうなところを巡れるが
信頼性が低く、リピートを獲得しにくい

・次に顧客リストを持ったゲイのネットワークを活用
※リスト保有している企業の信頼を借りる方法
一瞬で販路を確保できるが25%のフィーを支払う事に

・リストのたまり場へ刈り取り
※ゲイのリストで販売可能なことが分かると
次はゲイの集まる場所へ自ら出向き、一気にリストを獲得
安定した顧客獲得が可能になった。

・事務所の開設
※在庫の保管場所と、販売提供の場所を

■ポイント3「販売モデルの進化」
・個人輸入転売
・並行輸入販売
・継続販売
・会員制度販売

■ポイント4「リスク対応」
・商品の品質リスク
・顧客の離脱リスク
・法的リスク(初期)
・欠品リスク
・法的リスク(後期)
・品質リスク(後期)

なによりも一番グッときたのは
批判を承知で書くが、

「命を商売にしている」のが成功のポイント

オレコンで提唱している最強のマーケティングモデル
「命マーケティング」を使っている。

日本での公開は多分明日か、明後日まで。
見逃したならDVDをどうぞ。

 

2時間そこそこで、
ゼロから、19億のビジネスを最短距離で
失敗も含めて学べるのはこの映画以外にない。

ビジネス書を捨て、コレを見ろ。

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山本 琢磨

株式会社オレコンの山本琢磨です。