日本で最も有名な小学生?

マーケティング商品開発

ヤマタクです。

いや〜アチ〜ですな。
こんな日はクーラーの効いたオフィスで
ガリガリ君でも食べようかの〜。

 

 

さあーて、、、


ア、アレ?


ないっ!


ガリガリ君がないじゃないか!

 



チ、チミか!
ワシのガリガリ君を食べたのは?!


食べ物の恨みは恐ろしいんだぞ?

 


どれくらい恐ろしいかというと、、、
「お口チャックマン」

https://www.youtube.com/watch?v=C4J2PLTdXlM


吉本芸人がここぞという大舞台で
思い切り滑るくらい恐ろしい。。。


あのM-1からもう8年。
時が経つのはあっという間だよね。


まーまー、
動画を見て寒くなってきたところで、、、

 

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話を進めよう!

世の中には8年どころか
35年もの間ベストセラーになっている
商品があるのをご存知だろうか?


それこそが、何を隠そう
赤城乳業のガリガリ君である。


ガリガリ君は、発売当初からパッケージに
描かれている、イガグリ頭の小学校低学年。


絵の得意な赤城乳業の社員が生み出した
このいかにもな鼻たれキャラクターは、
今や国民の誰もが知っている小学生である。


コンビニに行けばこのガリガリ君を
見ない日はない。


年間で5億本も売れているのだぞ?

 


そのうち2億本はわしが食べている
ような気がするする。


まあいい。


そんなガリガリ君も、
3ヶ月前、25年ぶりに値上げを発表して、
社員全員で頭を下げるTVCMが放送
されたのを覚えているだろうか?


このCMはネット上で海外へシェア
されて大きな話題を読んだ。


久しぶりにその動画をYOUTUBEで
探してみたら、、、


「高く評価する」が810に対し
「低く評価する」がわずか14。




この驚くべき商品は、たった
10円の値上げが致命的になる小売の世界で、

そんなことお構い無しに、
お客の心を鷲掴みにして離さないのだ。


つまり、、、



ガリガリ君は
安いから売れているように見えるが、
価格競争とは無縁の場所にポジショニング
されている!


(事実、ガリガリ君は10円の値上げで
10%売上をのばした。)

 

 

 

これが何を意味するのか?

 


つまりこれが、ヒット商品の強みなのである。


会社にヒット商品が無ければ
常に価格競争に晒される。

 


競合から新商品が発売されれば、
一気にその煽りを喰らう。



毎晩、競合の価格を気にしながら
ビクビク怯えて眠ることすらできない。


もちろん、自社商品の原材料や輸送コストが
値上がりしたときも同じだ。


でももし、チミの会社にヒット商品が
1個でもあればどうだろう?


周りがどんな値下げをしようと、
新しい商品が発売されようと、
売れ続けるのだから不安の「ふ」の字もない。

 


しかも利益だってガッツリ残る。
テレビやラジオ局からの取材も来るから

毎日が、連チャンの止まらない大当たり状態だ。

今回のガリガリ君の様に、やむなしに
値上げをすることになったとしても、
顧客は怒ることはない。それどころか、
話題にし、気にかけてくれる。


なぜなら、この商品を心から愛しているからだ!

 


もちろん、ヒット商品1個を作るために、
日本中、いや、世界中の会社のマーケティング部が、
会議室で膨大なリサーチと議論を重ねている。

 

大企業でさえ、商品開発に掛けるお金は
惜しまない。湯水のごとく使っても、

ヒットを生み出せれば、回収できるからだ。

 


それくらい、ヒット商品を自社で
抱えることには、メリットがあるのだ。

 


では、チミはどうだろう?

 


どんなに市場が冷え込んでいようが

会社が完全無欠の状態になる
「ヒット商品」を1つでも持っているだろうか?


ーヤマタク

 

 

明日のブログはもう少し掘り下げて、
そもそもヒット商品とは何なのか?
をテーマに話したいと思う。

 

 

 

ヤマタクと

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