ループ・ホール(抜け穴)

マーケティング集客トラストフォーマット商品開発

ヤマタクです。

「会社には2種類ある。
高く売るために努力する会社と、
安く売るために努力する会社だ。
我々は後者になる。」

これはAmazon、
ジェフベゾスの言葉。

Amazonが急速なスピードで
世界的企業に成長できた本当の理由。

それは・・・
(今はもう法律が変わっているが)
創業当初にジェフベゾスが

「アメリカ合衆国の税制のループホール(抜け穴)」を見つけたからだ。

アメリカの税率はその州によって異なる。

例えば・・・
カリフォルニアの消費税は9%
上の州のオレゴンでは消費税0%。

仮に10万円の商品を
カリフォルニアで買うと10万9千円の支払い。
オレゴンで買うと10万円だ。

その差9千円。

100万円の商品なら、金額差は9万円だ。

だから州境に住んでいる人たちは、
みんなカリフォルニアではなくオレゴンで買っていた。

アメリカは広くて買い物が大変だから、
(だってカリフォルニアだけで日本の面積の1.1倍)
ネット通販が浸透する土壌はそもそもあったけれど、

ベゾスは、州ごとの税率差を利用すれば、
「わざわざ車を運転して商品を買いに行くより
Amazonで買う方が安くできる」ことに気がついた。

全ての州の法律を調べ上げ、
どこの州から商品を買っても
地元のローカル店より安く買えるようにしたのが
Amazonの始まりなのだ。

Amazonの新入社員に、
一番はじめに叩き込んだのは、

「どこの州からどこの州に販売/発送すると
税制をまぬがれることができるか」
暗記させることだったというエピソードもある。

もしあなたが商品やサービスが売れなくて
苦しんでいるならこの写真を思い出してほしい。

1999年のジェフベゾスのオフィスだ。

彼にだってこういう時期があった。

でも徹底的に安く売るために努力をして、
その結果、実を結んだ。

あなたは、
「高く売るために努力する会社と、
安く売るために努力する会社。」
どちらだろう?

他社との差別化を産むために、
“安売りせずに、価値を売れ!”
確かにそういうマーケティングはある。

ライバルより機能を増やしたり、
体験価値をつければ、売れるかもしれない。

でも、

『もっと安く届けられないか?』

という思考を失ってはいけない。

なぜ、こんなことを伝えたいかというと・・・

Amazonや楽天、
yahoo!ショッピングでは、
『お客さんが価格を比較しない』なんてあり得ないからだ。

あなたの商品のすぐ隣には、
ライバル商品が並ぶ。

だから価格が安いことは、
強力なセールスポイントになる。

一円でもコストダウンできるよう

あなたが最後に、
製品の仕入れを見直したのはいつだろう?

「安売り」は悪じゃない。
「利益がない」のが悪なのである。

ーヤマタク

追伸:

あなたの商品の
仕入れを見直して利益そのままで
ライバルよりも安く売る・・・

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画像引用元:
asphaltandrubber

アメリカで一番税金が安い州は?アメリカ税制の基本と税金別マップ

ヤマタクと

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